ブレゲのクラシック・トゥールビヨン
東京リサイクル家です。
今回は腕時計の三大複雑機構のうちの一つである、トゥールビヨンについてお話いたします。
可搬で任意の姿勢をとりうる(任意の方向に重力による加速度が掛かる)機械式時計において、内部の一部の構造全体を回転させることにより、姿勢差による系統的なズレをキャンセルし克服する機構ないしそれを採用した時計、及び特にその中心部であるそのような脱進器のことをトゥールビヨンといいます。
トゥールビヨンとはフランス語で「渦巻き」のことです。
時計の精度で一番の敵は姿勢差である。
常に同じ姿勢で動いていると、繊細なヒゲゼンマイが自らの重みで下にたわんでしまいます。高速で動くガンギ車に注油したオイルも偏ってしまいます。トゥールビヨンはこの姿勢差の問題を解消するために開発されました。
最初にトゥールビヨンを発明したのはフランス人時計師のアブラアム-ルイ・ブレゲです。フランスではナポレオンが台頭した頃で、共和暦が施行されていた当時のフランスの暦で第9年メシドール7日、現在の暦で1801年6月26日にブレゲはトゥールビヨンの特許を取得しました。
東京リサイクル家では、トゥールビヨンの元祖ともいえるブレゲのクラシック トゥールビヨンをはじめ、高級腕時計の買取をしております。
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